「アルキルアルミニウム」が製品製造上で占める量は、多いものではありませんが、無ければ製造自体不可能な重要物質であることは間違いありません。ですから「粗悪な物」であったり、安定供給に「難」があったりしては問題です。パートナーシップを結ぶ上で、最も気になる「品質」や「物質の安全評価」は、どのように行われているのでしょう。
第3回「品質保証編」では、その信頼性を伺いました。
--取扱っている物質の危険性については、どのように評価・判断をしているのですか?
工場長--弊社で取り扱う製品や商品は全て、物質の反応危険性を評価
するARCという測定装置にて、厳密に安全性を評価しています。
この測定装置から得られるデータは、各種の反応危険性を評価する方法の中で、最も精度が高いことで知られており、既存の製品の各種の安全確認は勿論、新製品の開発に際しても必要不可欠となっています。
--製品の品質保証体制はどのようになっているのですか?
工場長--当社大阪工場のISO9001の認証時期は、1995年に取得しています。「お客様が満足する製品を安定かつ安全に提供する」を品質基本方針として、ISO9001のマネジメントシステムに則って品質保証業務を行なっています。
工場長--品質保証業務の中核である分析業務については、アルキルアルミニウム類の分析は特殊な技術が必要とされるため、製品の検査分析や製造の工程分析は大半を自社で実施しています。また、分析技術の改良にも注力しています。
--正確な分析データこそ安全の基ということですね。「ARC」は、お客様の新製品開発において心強い味方となってくれそうです。ISO9001により認証されている品質保証がなされ、新しいことにも積極的に取り組む姿勢が印象的でした。
--新しい研究、新製品開発には、高度な専門知識と経験・安全を確保するためのトータルシステム・そして携わる人々の高い意識・パートナーシップ。それら「すべて」が必要です。
皆様も日本アルキルアルミ株式会社に、相談なさってみてはいかがでしょうか。
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